きょうのニュースは「米ロの核軍縮条約失効迫る」。先週、終末時計が過去最短の残り85秒となった。要因のひとつとして「核兵器の脅威」が増大していることがあげられる。アメリカとロシアが唯一残る核軍縮の枠組み、新戦略兵器削減条約(新START)が今週5日に失効する。米ロ核弾頭保有数の推移を紹介。2011年に結んだ新STARTは戦略核弾頭数を制限する条約。重要なのはアメリカとロシアが年間10回以上現地査察を行うことだと明海大学・小谷教授は指摘する。2021年、バイデン政権下で期限を5年間延長することを発表した。失効すれば1972年以降初めて、米ロ核軍縮の枠組みがなくなる。条約失効前に米ロともに「核戦略」強化の姿勢をとっている。トランプ大統領はアメリカ、ロシア、中国での新たな枠組み創設に意欲を示している。核弾頭保有数について、アメリカとロシアはそれぞれ4000発前後とされている。中国は600発だが2030年に1000発を超えるという米国防総省の分析もある。中国報道官は「中国と米国の核戦力は同じレベルにない」と述べている。ロシアは「新START」執行後も1年間はこれを順守すると言っている。ロシアはウクライナ侵攻以降、現地査察を拒否しているため、今後は核軍縮の枠組みが無い状態になる可能性があるという。
