かつてはギャンブル依存症をはじめさまざまな依存症に対し社会は「甘えている」、「意志が弱い」と厳しい目を向けていた。アルコール依存症の患者はアル中とやゆされ酔っ払いが迷惑行為などでたびたび世間を騒がせたことなどもあり、リハビリ施設を建設しようとしても地元では反対運動などが起きていた。現在は依存症への理解は深まっているが、かつてなかった新たな依存も出てきている。その象徴とも言えるのがスマホ依存。正式な病名ではないが、スマホ依存はギャンブルに匹敵するほど依存性が高いといわれている。ある調査では全体の4割以上が自分はスマホ依存だと自覚していると回答。20代では6割に達している。もしや自分もスマホ依存ではと誰もが思う今、人気になっている場所がある。青森市から車で2時間ほどかかる老舗旅館「ランプの宿青荷温泉」。携帯は圏外で、デジタルデトックスにぴったりということで人気になっている。