昭和42年7月5日、横浜市本牧の埋め立て地に輸出する自動車専用のふ頭が完成した。昭和40年クレーンを使わず、自動車を運転して専用の入り口から船に乗り込む方式が開発され、車体を傷つけることなく効率的に輸出用の車の積み込みができるようになった。この日、完成したふ頭は長、さ360メートル。1200台の自動車を詰め込める専用船2隻が同時に接岸できるほか1万5000台分の車両置き場や部品のこん包作業場などがある。こうしたふ頭や自動車専用船などの技術革新が増加する日本製自動車の輸出を支えた。
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