おととし5月に愛媛のとべ動物園で生まれたライオンのクレイ。その後、去年10月にクレイは札幌市円山動物園にオスライオンとして引っ越していた。とべ動物園によると、通常オスライオンは生後1年ほどでタテガミが生えるが、クレイは1歳を過ぎてもタテガミが生えてこなかった。引越し後もクレイにタテガミの成長が見られないことから、改めて遺伝子分析を検査するとオスではなくメスだったことが判明したという。とべ動物園ではクレイが生後20日の時に職員などが個体の特徴などから「オス」と判断したそうだが、今後は性別判断時に職員数を増やすなど再発防止に取り組むという。クレイは今年の夏までにとべ動物園に戻る予定で、円山動物園はオスライオンを探しているという。
住所: 北海道札幌市中央区宮ヶ丘3-1
URL: http://www.city.sapporo.jp/zoo/
URL: http://www.city.sapporo.jp/zoo/