斎藤歩さん・西田薫さん夫婦は三尺玉の花火を見るために釧路大漁どんぱく花火大会へ向かった。その後、斎藤さんは検査で肺や肝臓にガンが転移していると伝えた。薫さんは知り合いから教えてもらった民間療法を進めたが、斎藤さんは拒否した。斎藤さんは舞台「民衆の敵」に取り掛かった。脚本・演出・音楽を担当し、自らも舞台に立つという。芝居の最後の台詞は原作の言葉から斎藤さんが書き換えた。斎藤さんは「最後の台詞を言って暗転した後すぐ拍手が起こらなかった。観客が意味を考えていると思った。観客に渡せたような気がして良い芝居ができたと思った」などと話した。