中国の全人代がきょう開幕。全人代はきょうから3日間の日程で経済や外交などに関する中国の政策が議論される予定。きょうの午前に行われる政府活動報告では李強首相が今年の経済成長率の目標を発表するほか、今年の経済政策について説明する。去年は5.2%のプラス成長で目標を達成したが、不動産市場の不況やデフレ懸念がぬぐえない中での経済運営が注目される。国防費の伸び率、台湾政策なども焦点。習近平国家主席の1強体制が続くなか、これまで閉会後に行われていた首相の記者会見のとりやめが発表され、中国政治の不透明性はさらに増している。