山内圭哉脚本のアドリブドラマ「訳あり文豪BAR」の特別コメンタリー。一流の文豪が集まる秘密のバー「文豪BAR」。サスペンス小説家の村上は累計発行部数8千万部超えのレジェンド文豪。横山は恋愛小説では右に出るものはいないノリに乗っている5年目の作家。大倉はそんな2人に連れてこられた作家の卵。このバーは「創設で表現すると読者に引かれてしまう自分の言葉のクセ」を全面に出しても許されるバー。日頃の言葉のストレスを受け止めてくれるのがマスター山内であった。言葉のクセの設定は何らかの枷があった方が良いと考えたという。村上は横山のクセに感化され、ついつい言ってしまった。その後、電話がかかってきて村上の音量の落とし方が流れを察して演技を邪魔をしない匠の技と評価した。話は村上が作家志望の山内の作品を盗作が発覚する。山内の告発で村上は文壇を追われることに。5年後、村上はこのBARで雇われ横山・大倉も山内の言いなり。山内は「ヒエラルキーが逆転する中でそれぞれの人間性がより濃くなる」などと語った。3人に個別で注射器を渡していた山内。3人ともが犯人になれる仕掛けを用意した。命を奪われた山内が立ちあがり、山内が書いた小説「訳あり文豪BAR」は200万部のヒットとなった。そして実名で暴露された村上・横山・大倉は文壇を追われることになった。