日本酒の輸出額の推移を国、地域別に示したグラフを紹介。中でもここ数年で最大の輸出先となっているのが中国。その中国向けの日本酒について去年11月、高市総理による台湾有事をめぐる国会答弁の後、通関手続きに遅れが出ていて、現地では不安の声も上がっている。中国向けの日本酒輸出に逆風が吹く中、きょうジェトロが北京で開いたのは、日本酒販促アイデアコンテスト。日本酒の利き酒師の資格を持つ中国の飲食店経営者などが集まり、日本酒の販売拡大のためのアイデアを競った。高市総理の「台湾有事」を巡る発言で、急速に冷え込んだ日中関係。その直後からこれまで必要なかった手続きを求められるなど、通関で遅れが相次いだ。中国側による経済的威圧の一環だとみられている。こうした状況に北京の日本料理店では不安の声も聞かれた。こちらの店舗では飲料の売り上げの約8割が日本酒だという。高市総理の発言以降、店の予約は大幅に減少。通関手続きの遅れで日本酒が手に入りにくくなれば、経営に大きな影響が出てくるという。日本企業関係者によると、酒類以外にも加工食品や冷凍食品などで、通関の遅れが出ているという。
