2021年の東京五輪では無念の10位。今大会でも平均身長が最も低い日本。1位の中国とは約13センチもの差がある。W杯前に行われた合宿では眞鍋監督が命名した “マッハ”&“ジェット”の練習がおこなわれた。合宿で指導にあたった竹下佳江さんは「さらにスピートとテンポを速くして攻撃の選択肢をたくさん増やしていく」と説明。今大会でその武器を担ったのが古賀紗理那。スピード動作のコーチングを担当する里大輔さんが目指したのは極限まで無駄を削ぎ落としたジャンブ動作。ジャンプ後、素早く態勢を作ることで強いアタックが打てたり狙いを定められるという。