白井空良選手は東京オリンピックでは決勝に進めず9位で、幼い時から競い合ってきた堀米選手が金メダルを獲得する姿を見て人生で一番悔しかったという。今年9月に膝の故障でオリンピック予選第4戦を欠場していたが、リハビリ期間に新技を習得し今大会で初披露した。織田夢海選手は東京オリンピックで代表から落選し、その後も国際大会で勝てない日々が続き自分が嫌いになったときもあったという。今大会では最初から金メダルを狙い優勝した。来年6月発表のオリンピックランキングに基づき各国・地域最大3人の出場選手が決まる。現在は前半戦第5戦まで終わり、男子では白井選手がトップ、小野寺選手が2位、根附選手が3位、堀米選手が4位である。次はUAEの第6戦があり、後半は来年5月の上海とブダペストの大会がある。