外国人観光客で賑わう東京・浅草の雷門にある交番では日常的に外国人の対応にあたっている。英語での対応が多いそうだが、英語を話せない人に対しては警察官専用の翻訳アプリを使用するそう。一方緊急の事件・事故に関する通報や外国人の容疑者を取り調べる際にサポートするのが通訳センターで、外国語を学んだ職員を中心に約60人が所属し、66言語に対応しているそう。通訳センターは1964年の東京オリンピックを機に設置され、平成に入って犯罪のグローバル化が進むと体制が強化された。警視庁は現在アジア言語の通訳員の育成に力を入れているとのこと。