埋立処分場では雨が降ると埋まっているごみに染み込んでいく。ごみの層を通った水は汚染の原因になるのでそのまま海に流すことはできない。埋め立てされたごみは腐っていく時にも熱が出て、浸出水はお湯になる集水池に溜まった汚水は調整池に送られ、汚れを均一にした後、排水処理場、水再生センターで最終処理を施し海に放流される。水の処理だけで1年間に25億円かかる。一方、不燃ごみは不燃ごみ処理センターで破砕し鉄やアルミニウムを回収、燃えるものは清掃工場に送って焼却処理、細かく分別してから埋め立てる。ごみを3mの高さになるまで埋め立てたら土を被せる。37年前に役目を終えた内側埋立地は東京2020オリンピックで馬術の会場に、真ん中にある水路はボート・カヌーの競技場として活躍した。
粗大ごみ破砕施設では粗大ごみを小さく破砕してから燃やせるものは清掃工場に送られ燃やされる。燃やせないものは鉄が混じっているので磁石を使って選り分け資源として回収する。スプリング付きのマットをそのまま破砕機に投入すると故障の原因になるので別に破砕している。
粗大ごみ破砕施設では粗大ごみを小さく破砕してから燃やせるものは清掃工場に送られ燃やされる。燃やせないものは鉄が混じっているので磁石を使って選り分け資源として回収する。スプリング付きのマットをそのまま破砕機に投入すると故障の原因になるので別に破砕している。