阿部詩選手を誰よりも近くで支えてきた存在が練習パートナーの森和輝さん。一緒に練習したり研究したり、送迎したり1週間のスケジュールを組んだりしているという。五輪史上初の兄妹同日優勝を果たした。森和輝さんは兄・一二三選手の同期。詩選手は大学の後輩。森さんは大学卒業後指導者の道を歩む予定だったという。森さんは阿部詩選手について体の感覚が優れていると話す。東京五輪後に試練。約半年畳から離れる決断をした。肩の状態が悪かったためだという。その後は世界柔道選手権で優勝し、柔道史上最速の五輪代表に内定した。阿部詩は「これこそが阿部詩と言われるような柔道をして優勝したい」と意気込みを語った。