2大会連続の銀メダルを獲得した15歳の開心那選手。3年前の東京オリンピックでは日本人史上最年少12歳11か月でメダルを獲得した。あれから3年、身長はおよそ20cmも高くなった。そして予選トップで迎えたきょうの決勝1本目は91.98と高得点を出しトップに立つ。一方、初出場の16歳の草木ひなの選手は大技に果敢に挑むが失敗し8位に終わった。最終3本目、日本にルーツを持つ世界のライバルたちが躍動する。母が日本人父はオーストラリア人のアリサ・トルー選手。更に母が日本人父は英国人のスカイブラウン選手。開選手は2人に抜かれ3位に。逆転優勝へ最後のラン。連続で技を成功させると練習では1回も決められなかったというランを見事成功。得点は1位とわずか0.55差。それでも15歳で2大会連続の銀メダルを獲得した。