- 出演者
- 藤井貴彦 小栗泉 加藤清史郎 櫻井翔 佐藤梨那 大町怜央 小高茉緒 市村紗弥香
オープニング映像。
パリオリンピックに関するスタジオトーク。藤井アナが「加藤さんはスポーツが大好きなので連日オリンピックの中継で寝不足じゃないのか」などと話すと、加藤さんは「その通りで、一度見出すと辞め時が分からなくなってしまう」などと話した。
2大会連続の銀メダルを獲得した15歳の開心那選手。3年前の東京オリンピックでは日本人史上最年少12歳11か月でメダルを獲得した。あれから3年、身長はおよそ20cmも高くなった。そして予選トップで迎えたきょうの決勝1本目は91.98と高得点を出しトップに立つ。一方、初出場の16歳の草木ひなの選手は大技に果敢に挑むが失敗し8位に終わった。最終3本目、日本にルーツを持つ世界のライバルたちが躍動する。母が日本人父はオーストラリア人のアリサ・トルー選手。更に母が日本人父は英国人のスカイブラウン選手。開選手は2人に抜かれ3位に。逆転優勝へ最後のラン。連続で技を成功させると練習では1回も決められなかったというランを見事成功。得点は1位とわずか0.55差。それでも15歳で2大会連続の銀メダルを獲得した。
1時間ほど前に櫻井キャスター開心那選手(15)を直撃した。ファッションについて開選手は「最初はオーバーオールもあって迷ったが、短いトップスが自分のスタイルなのでそれにした」などと話した。2大会の違いについて開選手は「東京の時は出れたのが奇跡で、メダルを取れたのも奇跡。当時はメダルを取ろうとは思っていなかったがパリではメダルを取る気持ちで出た」などと話した。夏休みに日本でやりたいことについて開選手は「BLACK PINKのライブを観に行く」などと話した。
レスリング男子グレコローマンスタイル60kg級決勝に文田健一郎選手が登場。前回の東京オリンピック金メダル候補とうたわれた文田選手だったが決勝でまさかの敗戦。涙の銀メダルとなった。あれから3年、再び金メダルを目指す戦いの中、文田選手に変化があった。それは、東京オリンピック後に結婚した妻と愛娘の存在である。そして決勝では主導権を握り、前回の借りを返すグレコローマンスタイル40年ぶりの金メダルを獲得した。
3位決定戦に臨んだ尾崎野乃香選手。尾崎選手は62kg級で出場を目指すも代表にはなれず。68kg級に上げて初の舞台に立った。敗者復活戦から勝ち上がり銅メダルを獲得。尾崎選手は「私のためにたくさんサポートしてくれて、お父さんとお母さんのもとに生まれてよかった」などコメント。
女子68キロ級銅メダリスト・尾崎野乃香選手、男子グレコローマン60キロ級金メダリスト・文田健一郎選手に話を聞く。文田選手はグレコローマンでは日本勢40年ぶりの金メダルを獲得し「本当にたくさんの人にお祝いのメッセージを頂いて、現地でもたくさんの人に感動したと言っていただけて。そしてレスリング関係者も沸き立っている」などコメント。尾崎選手は階級を挙げる決断をして約1年でのメダル獲得について「これまでの道のりは苦しいことも楽しく全てをプラスに考えてやってこれて、この素晴らしい舞台で試合をすることができて本当に幸せ」。文田選手は「妻が僕と同じ熱量でパリ五輪の金メダル獲得をサポートし続けてくれた。娘が生まれてからも、僕も子ども見たいなものなので2人分のお世話をしてくれた。1人じゃ来れなかった道なので(妻に)一番感謝を伝えたいと思っている。(今後の目標については)これから少しゆっくり考えていきたい」などコメント。文田選手の妻・有美さんからは「お疲れさまでした。金メダルを取ったので1日好きなだけガチャガチャ回していい券をあげます。帰ったらビールとワインで祝杯をあげましょう」などメッセージが届いた。尾崎選手は応援してくれた親の存在について質問されると「ここまで育ててありがとうという気持ちが一番大きい。次はイチバン上に立って笑顔で終わりたい」などコメント。
パリ・国際放送センターから中継。櫻井キャスターは「文田選手は東京が涙の銀メダルということもあって、そこから何が足りなかったのかをとにかく追求し続けた3年間だと話していた。会場にはグレコローマンを志す道標となった父、横には妻と娘さん。優勝して世界一になった瞬間に指さした姿はかっこよかったという印象。試合前に胸元の日の丸を触る仕草を見せるが、みんなの思いをここに乗せるという気持ちの表れだという。準決勝の文田コールについては会場全体の声援を全て自分の力に変えるんだと話していたが、ご自身の力に変えての見事な金メダルだった」などコメント。また、見事2大会連続の銀メダルを獲得した開心那選手について櫻井キャスターは「東京五輪から大きく成長された開選手だったが、喋り方など雰囲気は3年前と変わらず等身大の16歳だと思った。試合直後には悔しさも口にしていたが、きょう話しを聞くと自分の全てを出し切ったと達成感に満ち溢れていた」などコメント。
レスリング男子グレコローマン130kg級決勝。夏のオリンピックで初の個人競技5連覇を狙うミハイン・ロペス ヌニェス選手が登場した。圧倒的な強さを見せつけ前人未到の5連覇達成。
世界でも珍しいブラックマンタ出産の瞬間の映像が公開された。沖縄美ら海水族館は世界で初めてマンタ繁殖に成功。赤ちゃんマンタは環境に慣れ次第展示される。
レスリング男子グレコローマン130kg級決勝。夏のオリンピックで初の個人競技5連覇を達成したミハイン・ロペス ヌニェス選手。勝利した直後、シューズを脱いだ。レスリングでは競技後にシューズを脱ぐことは現役引退の意思表明。キューバのレジェンドが偉大な足跡をマットに残し長い戦いを終えた。
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ボクシング女子66kg級準決勝に出場したアルジェリアのエイマヌン・ハリフ選手。国際ボクシング協会IBAが統括する去年の世界選手権で男性の染色体を持つとされ性別検査で不合格となっていたが、今回IOCが統括するパリ五輪では正式に女性選手としての出場を認められ勝ち進んできたハリフ選手。終始、試合を優勢に進めると決勝進出を決め銀メダル以上が確定した。決勝戦は日本時間の10日に行われる予定。
女子やり投げ予選。世界ランク1位、北口榛花が登場。わずか1投で決勝進出。世界女王の貫録を見せつけた。北口榛花は「今季のベストを必ず更新したい」などとコメント。
楢崎智亜、安楽宙斗が出場するスポーツクライミング複合男子準決勝。ボルダーとリードの合計点で競い、今日は制限時間内に登った高さでポイントが決まるリード。競技前、櫻井が話を聞いたのは楢崎の妻で東京オリンピック銅メダリスト野口啓代。リードでもいいパフォーマンスをして決勝につなげたいと話していたという。8位までが決勝進出だが、楢崎は準決勝敗退となった。一方、金メダル候補17歳の安楽は全体1位通過であさって行われる決勝に進出。
卓球女子団体準々決勝。第1試合は早田ひな・平野美宇ペアが息のあったプレーを見せた。わずか23分でストレート勝ちを収めた。第2試合も張本美和がストレート勝ちをおさめ準決勝進出。
加藤さんはここまでのオリンピックで印象に残っているシーン・競技について、始まる前の強化試合で取材したバスケ男子が印象に残っているという。「今回の戦いを経て世界と戦えると改めて示してくれた」などとコメント。
陸上新種目の男女混合競歩リレー。日本の注目は川野将虎、岡田久美子ペア。42.195kmを男女のペアで交互に歩く。時速16キロ自転車ほどのスピードで歩く競歩。警告を3回受けるとペナルティーが与えられる中、1度も警告を受けずに落ち着いてレースを進めた岡田。順位を落とすも8位入賞。
史上最多5個のメダルを獲得したフェンシング代表が帰国。空港では待ち受けたファンから祝福の声が送られた。パリオリンピックでは日本史上最多5つのメダルを獲得する躍進を遂げた。個人初金メダルに輝いた男子エペ・加納虹輝は「夢のような時間。想像以上の結果を残すことができた」などとコメント。