- 出演者
- 藤井貴彦 小栗泉 清水希容 中島芽生 小高茉緒
オープニング映像。
藤井貴彦、中島芽生、清水希容がスタジオでオープニングの挨拶をした。
6種目の合計点で争われる体操男子個人総合決勝。男子団体で金メダルに輝いた日本は連覇を目指す橋本大輝、初出場20歳の岡慎之助が登場。橋本は渾身の演技を見せ連覇とはならなかったが6位で大会を終えた。岡は金メダル。日本勢としては個人総合4連覇の快挙となった。岡が幼少期に通っていたのは岡山市の体操クラブ。指導していた恩師、三宅裕二さんに話を聞くことができた。岡は2022年4月の全日本選手権で跳馬の着地に失敗し、右ひざの前十字じん帯を断裂。全治1年パリでの活躍を夢見るさなか、じん帯の再建手術を余儀なくされた。けがから4か月。パリを目指すライバルたちを横目に岡はリハビリに励む日々。そして、けがから1年。復帰戦を想定した試技会に挑戦。しっかりと着地し、大けがからの復活を印象付けた。体操男子個人総合・金は岡慎之助、銀は張博恒、銅・肖若騰だった。会場はベルシーアリーナ。東京都・調布市の「東京先進整形外科」のスポーツ整形外科・面谷透医師が、15歳の岡慎之助を診察した時の様子を語り、当時の写真も紹介された。岡慎之助、橋本大輝、萱和磨、谷川航、杉野正尭がスタジオで、今回の五輪の感想や東京五輪の思い出などを語り合った。
フェンシング女子フルーレ団体準決勝・イタリア45−39日本。日本は惜しくも世界1位イタリアに勝利とはならなかったもののフェンシング女子史上初のメダルをかけて3位決定戦に臨む。
現地で奮闘している選手たちに声援を送ろうと日本国内、都内でも熱が入っている場所がある。生中継でリポーターの渡邉結衣が、東京都千代田区のスポーツバーの「Little GANG」の店内の模様を伝えた。店内にラグビー日本代表のジャージーも飾られている。先ほどまでパブリックビューイングのように試合の中継映像が映っていた。柔道男子100kg級のウルフアロンは準々決勝で敗れ敗者復活戦が行われていたが惜しくも敗れてしまった。女子バレーの日本代表の試合も見に来たという人が先ほどまで団体でいた。
日本選手の活躍で大変盛り上がっているパリオリンピックだが、選手からはSNSで気になる投稿が相次いでいる。競歩の柳井綾音は「批判は選手を傷つける。このようなことが少しでも減ってほしいと願っている」。また、柔道銅メダルの永山竜樹は「お互い必死に戦った結果なのでガルリゴス選手への誹謗中傷などは控えていただきたい」といったメッセージが投稿されている。柳井は当初女子20km競歩と混合競歩リレーにエントリーしていたが、その後、20km競歩への出場を辞退すると発表した。これは日本チームとしてより高い順位を見込めるリレーに専念しようと話し合って陸上競技連盟が判断したことだが、柳井のわがままであるかのような間違った解釈で批判するコメントが相次いだ。また、柔道の永山の試合では審判のジャッジを巡って物議を醸しており対戦相手の選手にも誹謗中傷のコメントが殺到した。IOCはこうした誹謗中傷に対して今回のパリオリンピックから初めてAIを使ったSNSの監視システムを導入している。主要なSNSを35以上の言語でリアルタイムで確認して誹謗中傷が疑われる言葉や画像、絵文字を識別して悪質な投稿を運営事業者に通知して削除を求めるという。ソーシャルメディアに詳しい国際大学の山口真一准教授によると正当な批判と誹謗中傷にはやはり線引きがあり、このプレーは良くなかったなど試合内容やパフォーマンスを評価することは批判だが、選手自身を攻撃することは誹謗中傷に当たる。下手だからやめろなど侮辱的な言葉を投げかけたり性格が最低だなどと人格を否定すること、嘘の情報に基づく悪口、こうしたことは誹謗中傷でいかなる理由があろうとやってはいけない。選手の心や命に関わり書き込んだ人が民事、刑事の責任に問われるケースもある。
柔道男子90kg級で村尾三四郎が銀メダルを獲得した。ここまで6個のメダルを獲得している柔道。初出場の村尾は母が米国人でニューヨーク出身。小さいころから夢はオリンピックで金メダル。憧れの舞台で決勝に進む。Lベカウリ○−●村尾三四郎。技に行ったところを返され合わせ技一本で逆転負け。激闘の末、銀メダルとなった。
オリンピックの表彰式ではメダリストに記念品が贈呈される。東京五輪ではブーケだったが、今大会はパリオリンピックをモチーフにしたポスター。エッフェル塔などが描かれている作品は2部作になっていて、もう片方はパラリンピックのメダリストに贈られ、くっつけると1つの作品になる。
品川翔英高校野球部では練習メニュー、打順を決める時に生成AIの助言を参考にしていて、効率的な練習を行って勝利を目指している。また、AIが利用者に適性があるスポーツを教えてくれるシステムもあり、子供向けの体験会も開催。提供している企業は子供が知らない新たなスポーツとの接点を作っていきたいとしている。
アジア女子大学は難民や貧困層の女性たちに高等教育を提供するために設立され、ファーストリテイリングの柳井正氏が代表を務める財団が10年以上、支援している。卒業生の多くはグローバル企業などで活躍しているが、日本には1人もいない。柳井正氏は「円安などにより、日本の国力は低下した」、「労働生産性が高くなるようなことをやっていかないと、今からの日本はやっていけない」などと警鐘を鳴らした。
バドミントン女子ダブルス準々決勝で、シダマツペアはデンマークのペアと対戦。終始、相手を圧倒してストレート勝ちをおさめた。
バドミントン 混合ダブルス準々決勝で、渡辺勇大・東野有紗ペアはタイのペアと対戦。第1ゲームで9点差を逆転するなど、 ワタガシペアが勝利。準決勝では世界ランク1位の中国ペアと闘う。
バスケットボール 女子予選リーグで、日本はドイツと対戦。町田瑠唯が髙田真希らの得点をアシストするも、平均身長が10cm以上も高いドイツが勝利した。馬瓜エブリンは「日本のバスケットを見せて、しっかり勝ちきりたい」とコメント。
競泳 女子200m平泳ぎ準決勝ではロンドン五輪銀メダリストの鈴木聡美が決勝進出を決めた。清水希容は注目選手に鈴木を挙げている。
チャンピオンズパークでオリンピック史上初の試み、メダリストによるパレードがこれから行われようとしている。スケートボードストリートで金メダル、銀メダルを獲得した吉沢恋、赤間凛音はファンとサインをしたり写真撮影をしたり、一人ひとりに丁寧な対応をしていた。（中継）パリ・チャンピオンズパーク。