東京都が東京湾のごみの埋め立て地だった場所で整備を進めていた公園が完成し、来年3月、海の森公園としてオープンする。この海の森公園は都が1230万トンの家庭ごみなどを埋め立てて造成した土地で17年前から整備を進めてきた。東京オリンピックパラリンピックではボートとカヌーの競技が行われるなど一部の施設で利用が始まっていたが、このほどすべての整備が終わり来年3月28日にオープンする。およそ60ヘクタールの敷地にはボランティアがどんぐりから育てた24万本の木で森や林がつくられ子ども向けの遊具がある広場やバーベキュー場などが整備され、都心や房総半島の眺望も楽しめる。都の担当者は「広大なフィールドで自然体験などいろいろな楽しみ方ができる施設なので一度訪れて魅力を体感してもらいたい」と話している。