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「東京サラダボウル」 のテレビ露出情報

色とりどりの野菜が入ったサラダボウルのようにさまざまな国の人たちが1つの街に同居する社会。サラダボウル化が進む首都圏の最前線を追うシリーズの3回目、存在があまり知られていない若者たちの思いを取材した。都内に住む重藤ミコさんは去年、フィリピンから来日し現在は工事現場の作業員として働いている。ミコさんがフィリピンでの仕事を辞めてまで日本に来たのは父親を探すため。ミコさんはフィリピン人の母親と日本人の父親の間に生まれたJFC(ジャパニーズフィリピーノチルドレン)と呼ばれる若者。ミコさんの母親は90年代の終わりに仕事を求めて来日し日本人男性との間にミコさんを授かった。しかし、日本で出生届は出されずフィリピンで育ったミコさんに父親の記憶はない。思春期を迎えるにつれルーツを持つ日本人としての自分を意識し始めたミコさんは父親を見つけ日本で暮らしたいと考えるようになった。父との写真を肌身離さず持ち歩き父も自分を想っていてほしいと願うミコさん。先月、支援団体の力を借りて父親と会うことができた。父親はミコさんの母親と関係が途絶えたあともミコさんのことがずっと気がかりだったと打ち明けた。父親と再会を果たしたミコさんは日本人としての自分をこれまで以上に感じたという。
来日したJFCの中には父親との関係に悩みを抱える人もいる。横浜市で暮らす17歳の岩田ユナさんは日本の父親からの生活費の送金は十分ではなく母親のネリッサさんが女手一つで育てた。フィリピンで生まれ育ったユナさんは日本の名字を持つため異質な存在だとして差別を受けたと振り返る。成人を目前に日本で暮らしてみたいと決意したユナさんは母親を説得し昨年、2人で来日した。来日してまもなく、残された連絡先を手がかりに父親のもとを訪れたユナさんは今後も親子関係が続くと期待した。しかし、2度目の約束に父親は現れずその後、連絡も途絶えがちになった。唯一の日本とのつながりだった父親に拒絶されたユナさん。ほかに頼れる人はおらずことばも通じない日本での生活は困難の連続。今のユナさんには同じ境遇のJFCたちとの暮らしがすべてだという。それでもフィリピンには戻らず日本で自分のアイデンティティーを探し続けたいと考えている。まずは日本語や文化を学ぼうと高校進学を目指すという目標を立てた。ユナさんは今、高校に合格し部活で大好きなダンスを練習することを夢みている。支援活動をしているNPO法人の伊藤里枝子事務局長は「成人まで20年近くフィリピンで過ごしてきたJFCたちは日本語や日本の法律などを知らずにトラブルに巻き込まれるケースも多い。こうした若者たちが数多くいることを知ってほしい」と話している。

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年2月4日放送 15:10 - 15:55 NHK総合
午後LIVE ニュースーン(オープニング)
ラインナップ:ウクライナ侵攻・3年■ドラマ10「東京サラダボウル」■北海道大学の恵迪寮■奥能登・御陣乗太鼓。

2025年2月3日放送 19:57 - 20:42 NHK総合
鶴瓶の家族に乾杯(オープニング)
ゲストはイモトアヤコ。今、ドラマ「東京サラダボウル」に出演中。スリランカで使われているシンハラ語の通訳人役で、シンハラ語を頑張って覚えたという。

2025年2月3日放送 18:10 - 19:00 NHK総合
首都圏ネットワークTOKYOサラダボウル
災害にあったときには国籍関係なくみんなで助け合わないといけない事態なので、事前に話し合いをしてお互いのことをより知っておくのはみんなの安心に繋がる。あすは学びの場で起きている変化について伝える。さらに金曜日はNHKドラマ「東京サラダボウル」に出演している関口メンディーさんにインタビューしているのでそちらも伝えていきたい。

2025年2月1日放送 11:25 - 11:53 NHK総合
首都圏情報 ネタドリ!サラダボウル社会 最前線を追う
今、東京・上野のアメ横商店街では外国人が経営する店舗が急増。全体のおよそ2割に上っている。アメ横商店街連合会副会長の千葉速人さんは外国人が経営する飲食店とのつきあい方に頭を悩ませている。外国人が経営する一部の店舗がテーブルやいすを道に出して営業しており、商店街理事会では通行の妨げになるため、やめるよう呼びかけている。しかし、状況はなかなか改善しない。上野の街[…続きを読む]

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