羽田空港で旅客機と海上保安庁の航空機が衝突した事故を受け、滑走路に航空機が誤って進入した際の対策案を国土交通省が取りまとめることが分かった。現在は滑走路に誤進入があった際、管制官にはモニターの画面上で注意喚起を行っているが、対策案では警報音の機能を追加するとしている。対策案には滑走路に航空機がいるとき、進入しようとする航空機に警告する表示灯の設置個所を増やすことも盛り込まれる。表示灯は事故があった滑走路には設置されていなかった。一方、管制官が離陸する順番を伝えるナンバーワンという言葉については、海保機が離陸許可と取り違えた可能性があるため事故後使用を取りやめていたが、有用だとの現場の声にこたえ使用を再開する。対策案はきょう有識者を交えた検討委員会で議論したうえで公表される予定。
住所: 東京都大田区羽田空港3-3-2
URL: http://www.tokyo-airport-bldg.co.jp/
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