イット!のインタビューに応えてくれたのは、柔道の“最強きょうだい”阿部一二三と阿部詩の兄・阿部勇一朗さん。弟は“日本柔道のエース”阿部一二三、妹が阿部詩という阿部家の長男・阿部勇一朗さんは、共通点について「顔全体が似ているんじゃないか」と話す。3人の顔を見ると、二重や鼻や口がそっくり。両親とともにパリで2人を応援した阿部勇一朗さんは、男子66キロ級で弟の阿部一二三が優勝を決めると、父親に続き自分も両手を上げて喜びを爆発。そして、偉業を達成した弟に向けて拳を掲げた。阿部勇一朗さんは「会場で応援できて、すごくうれしかった。声も届くので声を出しすぎて枯れちゃった」と話す。一方、妹・阿部詩がまさかの敗退を喫して泣き崩れるシーンでは、観客席で阿部勇一朗さんが、父と母と並んで励ますように拍手を続けていた。その後、敗退を喫した阿部詩は兄・阿部勇一朗さんの目の前で、おにぎりをパクリ。このおにぎりにも秘話が…。阿部勇一朗さんは「おにぎりは両親が作っていた。ゆかりとかだと思う、ふりかけちょっと硬かった」と話す。小学校時代に2歳年下の弟・阿部一二三と同じ道場で柔道を始めた兄・勇一朗さんは、中学時代に柔道から離れた後も2人を支えてきた。阿部勇一朗さんは「何か特別なサポートをしてるわけではない。家族として兄という立場で接していました」と話し、涙を流した妹・阿部詩にも特別な言葉はかけなかったという。その理由について、勇一朗さんは「僕の中では結果がどうあれ、妹が妹である分には変わりない。お疲れさま、頑張ったねという言葉くらいだった」と話す。先ほど帰国した柔道日本代表の選手たちに、集まった人からは惜しみない拍手が送られた。
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