KDDIは生成AIを開発するスタートアップ企業を子会社化し、生成AIの事業に参入することになった。KDDIは東京大学発のスタートアップ企業イライザの株式を53.4%取得し来月1日をめどに子会社化する。リライザはメタが公開した大規模言語モデルLlama2をベースに生成AIを開発し、先週告んない最大規模の国産生成AIが完成と発表。KDDIは自社の通信ネットワークなどと組み合わせ、企業・自治体向けの事業に新たに参入することになる。国産の生成AIを巡ってはNTT今月から企業向けサービスを開始し、ソフトバンクは来年度中に大規模な生成AIを完成させる。2社は自社での開発だが、KDDIはスタートアップ企業の子会社化での戦略となっている。今後数年間で生成AI事業に1000億円規模を投じるとしている。