来週には大学入学の共通テストが始まり、本格的な受験シーズンが到来する。東京都内にある大学受験の大手予備校では、生徒たちが様々なAIを活用し勉強に励んでいた。数学が苦手な生徒は、問題の解き方をChatGPTに聞いていた。中にはAIを使って独自に語呂合わせを作る生徒もいた。一方で予備校側も独自のAIを導入し活用している。模擬試験の成績などから生徒の弱点を分析し、志望校に合わせた課題を優先度の高い順に表示し、合格までにの道筋を示すという。運営する会社によると去年の難関大学の合格率は、予備校のAIを使った生徒は約7割、使わなかった生徒は約5割だという。さらに学校現場でもAIをの活用が進んでいる。山口県の私立高校で行われていたのは、AIの自動添削システムを用いた小論文の授業。生徒が自分の小論文をタブレットで撮影しAIに読み込ませると、わずか1分程度で評価やコメントがでてくる。大手予備校講師など専門家3人の採点ポイントを学習した、小論文対策に特化したAIだという。AIに指摘された点は、教師とともに改善策を探っていく。
受験における生成AIの活用は、ほかにも「英作文の添削」、「古文の要約」、「過去問から問題作成」など多岐にわたっている。大手広告代理店・電通が行った「対話型AIとの関係性に関する意識調査」では、10代の半数が勉強に関する相談にAIを使っていると回答している。広がりの背景にあるのが、AIの精度の向上。AIシステムの開発企業の調べでは、マークシート式の共通テストをChatGPTに解かせたところおととしは約7割だった得点が、去年は約9割との結果になった(検証 ライフブプロンプト)。さらに主に記述式の東京大学文系の二次試験をAIに解かせたところ、合格者の平均点を上回る結果になった。目覚ましい進歩を遂げるAIだが、その一方で子どもたちがすぐにAIを使って答えを求めてしまうのではないかとの懸念が広がっている。その中で、教育のためにカスタマイズされたAIの開発が進んでいる。中学受験を専門にする横浜市の塾では去年からAIを試験的に導入しているが、生徒がAIを頼りすぎることに頭を悩ませてきた。そこで塾ではAIを改善し、すぐに答えを示さない機能を付け加えた。システムの開発責任者は、考える力を育むためにも試行錯誤を繰り返すことが大切だという。生成AIを受験勉強に活用していくために求められることについて、国立情報学研究所の新井紀子教授は「ポイントは深める力。AIの回答を正しく読み取る力がない子どもも多く、AIをうのみにせず自分の課題を深めていく“相棒”のような使い方が望ましい」などと指摘している。
受験における生成AIの活用は、ほかにも「英作文の添削」、「古文の要約」、「過去問から問題作成」など多岐にわたっている。大手広告代理店・電通が行った「対話型AIとの関係性に関する意識調査」では、10代の半数が勉強に関する相談にAIを使っていると回答している。広がりの背景にあるのが、AIの精度の向上。AIシステムの開発企業の調べでは、マークシート式の共通テストをChatGPTに解かせたところおととしは約7割だった得点が、去年は約9割との結果になった(検証 ライフブプロンプト)。さらに主に記述式の東京大学文系の二次試験をAIに解かせたところ、合格者の平均点を上回る結果になった。目覚ましい進歩を遂げるAIだが、その一方で子どもたちがすぐにAIを使って答えを求めてしまうのではないかとの懸念が広がっている。その中で、教育のためにカスタマイズされたAIの開発が進んでいる。中学受験を専門にする横浜市の塾では去年からAIを試験的に導入しているが、生徒がAIを頼りすぎることに頭を悩ませてきた。そこで塾ではAIを改善し、すぐに答えを示さない機能を付け加えた。システムの開発責任者は、考える力を育むためにも試行錯誤を繰り返すことが大切だという。生成AIを受験勉強に活用していくために求められることについて、国立情報学研究所の新井紀子教授は「ポイントは深める力。AIの回答を正しく読み取る力がない子どもも多く、AIをうのみにせず自分の課題を深めていく“相棒”のような使い方が望ましい」などと指摘している。
