来月7日投開票の東京都知事選に向け、小池知事と蓮舫参議院議員が公約を同じ日に発表した。小池知事は子育て・教育にお金がかからない東京を目指すとして、無痛分娩費用の新たな助成や保育料無償化を第1子にも適用すること、子育て世帯への家賃負担の軽減、東京都版の大学給付型奨学金制度の創設などを公約に掲げた。一方、蓮舫氏は少子化対策と行財政改革を柱に「7つの約束」とする公約を発表し、非正規格差の解消や子どもが多くいる世帯への家賃補助制度の創設、都民が予算などをチェックできる「東京版・行政事業レビュー」の導入を掲げた。都知事選にはこのほか、石丸伸二氏や田母神俊雄氏など合わせて50人以上が立候補を表明している。