房総半島で捕れた高級食材の伊勢海老。千葉県では6月と7月は伊勢海老の禁漁期間だがいすみ市では春先に大きな伊勢海老がたくさん捕れたことで仕入れの値段が下がった。伊勢海老づくしの定食を700円以上値下げした。最新のデータでは千葉県は伊勢海老の漁獲高が1位。近年では2位の三重県を大きく上回っている。東京海洋大学の上田さんは「昔からの産地が変わりつつある。新たな産地ができる兆しがある。」などと話している。1つの要因としては水温が大きな原因。これまで捕れることのなかった東北の海でも数年前から伊勢海老が増加している。黒潮が強くなっている傾向があり、暖かい潮にのって伊勢海老が北上している。この度起こっている黒潮の大蛇行は期間が長い予想で収束の見込みがないため、当分はこの状態のままなどと上田さんは話した。