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「東京美術学校」 のテレビ露出情報

お宝は、日本を代表する洋画家のすごくカッコイイ抽象画。戦後、ニューヨークで銀行の支店長をしていた祖父から受け継いだ。祖父は、1950年頃、富士銀行のニューヨーク支店開設のため渡米。帰国後は取締役を務める。祖父がニューヨークで知り合った画家から、直接譲り受けたもの。長年、無造作に飾っていたが、チャットGPTに「本物ならいくら?」って聞いたら、「最低でも300万円」って言われてビックリしたという。依頼品は、猪熊弦一郎の抽象画。依頼人は「元々、絶対本物と思っていたが、いざ鑑定団に出るとなると、自信を持っている人ほどニセモノだったりするケースもあるから、今は半々な気持ち」と話した。猪熊弦一郎は生涯、新たな画風に挑戦し続けた画家。1902年、香川県高松市の生まれ。19歳の時、東京美術学校西洋画科に入学。23歳で結婚すると、同年妻をモデルにした「婦人像」が帝展に初入選。以降、毎年のように入選を果たした。当初その画風は、写実に徹し、色彩も控えめだったが、やがて、ピカソやマティスに強い憧れを抱くと一転、対象を単純化して捉え、色彩も鮮やかに。モダンな表現へと変貌し、一躍画壇の寵児となった。35歳の時、念願のフランスへ留学。そこで、マティスに真っ先に会いに行ったが、マティスは猪熊の絵を見るなり、「ムッシューイノクマはピカソが好きだね。君の絵はうますぎる」これはすなわち、猪熊の絵にはオリジナリティがなく、技巧に頼っているだけという、痛烈な批判であった。猪熊は深く恥じ入り、ゼロからの再出発を心に誓う。「マドモアゼルM」はパリ時代の代表作。ヒザを抱え腰掛ける女性のまっすぐで力強い眼差しは、猪熊の切迫した決意の表れである。しかし、渡仏から2年後、第2時世界大戦の激化により、やむなく帰国。終戦後は、積極的にパブリックアートに挑戦する。慶應義塾大学学生ホールの壁画「デモクラシー」や、上野駅の「自由」など、いずれも戦争で傷ついた人々を励ましたい一心で描いたもの。また三越の包装紙もデザイン。千葉の海岸で拾った石がモチーフで、人々が荒波に耐える石のように強くなって欲しいとの願いを込めた。やがて猪熊は、純粋な抽象画を描きたいとの思いに至り、果敢に筆を振るったが、具象すなわち形を捨て去りきれず、苦悩する。転機が訪れたのは52歳の時、再び渡仏すべく日本を発った猪熊は、途中立ち寄ったニューヨークの熱気と自由な空気に創作意欲を掻き立てられ、そのまま20年あまりを過ごした。車や人の動きを真上から見下ろした「マンハッタンA」。高層ビルを横に倒した「Landscape」シリーズ。平行線や幾何学模様を駆使し、リズミカルで色彩に溢れた全く新たな画風を切り開いていった。アメリカの雑誌アートニュースは「猪熊弦一郎は、再び、日本の洗練と、フランスのエレガンスと、国際的なバイタリティを微妙に混合させ、これぞ抽象性というものを示している」と称賛している。1993年90歳で他界。亡くなる直前まで創作を続けた生粋の画家であった。依頼品の額の裏には、おそらく本人の筆で、「黄色の中の構図」というタイトルが記されている。1957年は、ニューヨーク滞在3年目。抽象画を我が物とした頃である。もし本物なら、猪熊の画業を語るうえでも貴重といえる。

他にもこんな番組で紹介されています…

2026年5月2日放送 22:00 - 22:30 テレビ東京
新美の巨人たち新美の巨人たち
下村観山は明治6年に生まれ、紀州徳川家に仕えた能楽師の家系に生まれた。本名は下村晴三郎。9歳で日本絵画の本流狩野派の門を叩くと、北心斎東秀の号を授けられた。鷹之図は 13歳で狩野派の橋本雅邦に指示した時の作品。東洋美術史家のアーネスト・フェノロサは実に後世恐るべしと述べている。16歳で東京美術学校に入学し、校長の岡倉天心の薫陶を受けて伝統的日本絵画の技量を高[…続きを読む]

2026年1月23日放送 10:25 - 13:55 TBS
ひるおびきょうの現場
日比谷公園にやってきている。池の水が凍っている。東京の最低気温は-2.0度。噴水の鶴の銅像に氷柱ができている。明治38年に制作された。日比谷駅をおりて体を縮こませて歩く人が目立つ。防寒対策は必須だ。

2025年12月30日放送 16:00 - 17:55 テレビ東京
開運!なんでも鑑定団開運!なんでも鑑定団 怒涛の3時間半スペシャル
明治・大正・昭和を生き抜いた近代日本画の巨匠・横山大観。圧倒的な気迫と卓越した筆で日本画の未来を切り開こうとした美の国士。明治元年、水戸藩士の家に生まれ、19歳の時、東京美術学校の創立を知り、画家になろうと決意。にわか勉強で受験すると見事合格。当時社会は急速に西洋化する中、校長の岡倉天心はあえて東洋美術の素晴らしさを解き、日本独自の芸術を発展させるよう指導。[…続きを読む]

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