先週16日の東京市場では、日経平均株価が一時、3万8800円台をつけ、バブル期につけた取引時間中の最高値にあと90円余まで迫った。きょう午前の取引では、値上がりが続いていた半導体関連などの銘柄に売り注文が入り、小幅に値下がりしている。日経平均株価の午前の終値は、先週末の終値より121円65銭安くなった。市場関係者は、先週末のニューヨーク市場は、主要な株価指数が下落したが、きょうの東京市場では、銀行や証券などに買い注文も出て、売り買いが交錯する展開となっている、日本株の上昇期待は依然強く、今後も上昇基調を維持し、史上最高値の更新につながるか注目されると話している。