きのうの日経平均株価終値は200円以上下落して始まり一時400円以上値を下げ3万9341円の前営業日比−325円だった。円安進行は輸出関連株にも追い風とならず全面安となった。投資家心理を悪化させたのは為替介入への警戒感だった。マネックス証券チーフストラテジスト・広木氏は「マーケットは急変動を一番嫌うため為替介入が行われると為替が急に動きマーケットが警戒するレベルに円安がなってきた。きのうは円安がむしろ売り材料に捉えられた」などと解説した。また当分は株価が上昇しないと考えた投資家が利益確定の売りを多く出したことも下落を後押ししたという。