新政権の経済対策へ期待感から、株価が大幅に上昇した。きのうの東京証券取引所では、先週末より400円余値を上げて取引が始まった。その後上げ幅は一時820円となり、先月に記録した史上最高値を超える場面も。終値は前の日より625円高い4万3643円で、3日続伸した。東京海上アセットマネジメント運用本部の中川喜久エグゼクティブ・エキスパートは「石破首相による突然の辞意表明による影響。最も株式市場が懸念していたのは、立憲民主党との大連立。立憲民主党は株式市場にとってネガティブな政策をいくつも提言していた。過去のパターンでは、総裁選ぐらいまでは株価が堅調するケースが多い」などと指摘した。
