任期満了に伴う東京都知事選挙がきょう告示され、来月7日の投票日に向けて選挙戦がスタートする。小池知事の都政への評価が最大の争点となる見通しで、立候補者数は過去最多の50人を超える可能性がある。現職・小池百合子都知事、参議院議員・蓮舫、広島・安芸高田市元市長・石丸伸二、タレント・清水国明、元航空自衛隊幕僚長・田母神俊雄などが立候補している。自民党、公明党、国民民主党都連、都民ファーストの会は小池を自主的に支援、立憲民主党、共産党、社民党は蓮舫を支援、日本維新の会は党員の判断に委ねるとしており、れいわ新選組はいずれの候補者も支援せず、教育無償化を実現する会と参政党は自主投票としている。きのうまでに立候補した54人を紹介。東京都の去年の出生率が1を下回る中での今後の少子化対策、子育て支援のあり方、明治神宮外苑再開発などをめぐり議論が行われる見通し。さらに政治とカネの問題や物価高騰対策などについても論戦が交わされるものとみられる。