今回の東京都知事選挙では過去最多の56人が立候補し、掲示板がスペース不足といった問題が明らかになった。知事選の場合、供託金は300万円で、得票が有効投票数の10%未満で没収される。今回、56人中53人が没収された。供託金を引き上げれば、売名候補などの排除が可能だが、政治参加の権利を阻害してしまう。引き下げると、さらなる乱立を招きかねない。供託金制度があるのはイギリスで、日本円で約10万円。杉村太蔵氏は街頭演説でのヤジなど選挙妨害行為に関して罰則を設けるべきと提言した。萩谷麻衣子氏は選挙と関係がないポスタージャックを問題視した。