きのう投票が行われた東京都議会議員選挙は、開票の結果「都民ファーストの会」が小池知事の人気を背景に31議席を獲得し、第1党に返り咲いた。一方これまで第1党だった自民党は21議席と、不記載問題で無所属で出馬した候補らを含めても過去最低の議席となった。公明党は過去8回全員当選を続けてきたが、今回は現職3人が落選し19議席にとどまった。しかし都民ファースト、自民、公明の知事与党で過半数を確保している。小池都政に批判的な勢力では立憲民主党が議席を17に伸ばした一方で、共産党は14に減らした。その他これまで議席のなかった国民民主党が9議席、参政党が3議席を獲得。石丸伸二代表の「再生の道」は議席に届かなかった。投票率は47.59%で前回を5.20ポイント上回った。