ベトナムを巡っては最近、日本とアメリカも関係を包括的戦略的パートナーシップに引き上げた。日本は先月、ベトナムのボー・バン・トゥオン氏が来日し、アメリカは今年9月、バイデン大統領がベトナムを訪問し、外交関係を格上げすることで合意した。どちらも中国などへの対抗を念頭にしたもので中国の習近平主席は今回のベトナム訪問でアメリカや日本を牽制する狙いがあると見られる。環球時報は習首席の訪問は両国関係を新たな段階に引き上げると報じている。一方、両国は南シナ海の領有権を巡り対立している。ただ、両国は同じ社会主義国であり、経済的に深い関係がある。