清掃業者が向かったのは都内にあるマンションの一室。出てきたのはこの家に住む60代のAさん。早速玄関のトビラを開けると。大量のペットボトルが散乱していた。そのためAさんも作業員も土足で家の中へ。足の踏み場が見当たらない廊下の先には大量のゴミ袋が。この場所はダイニングだというがなぜこんな状態になったのか。Aさんは「片付けられない」など話した。ゴミが増え始めたのは15年ほど前から。それまでは家族が掃除していたが一人での生活が始まりゴミが溜まってしまったという。他にも子ども部屋として使っていた部屋や、寝室は窓がゴミで覆われていた。こうした状況をみかねたAさんの娘さんが業者に依頼。そしてもう一つ理由が。引っ越しに向けゴミを処分したいのだそう。業者は12人態勢で清掃開始。ゴミの歩血温度はビールの空き缶や空のペットボトル。これを40分ほどかけてゴミ袋へ。ある程度まとまれば、バケツリレー方式へ外へ出していく。ペットボトルの下から出てきたのは大量の新聞紙。清掃開始から約2時間でようやく床が見えてきた。するとゴミの中からは2008年に趣味期限が切れたインスタント食品などが発見された。さらに危険な古いスプレー缶も。その後も作業すること1日半。そしてゴミが部屋からなくなり、娘さんも「ありがたい。驚いている」などコメント。今回6トンほどのゴミを処分したのだという。これはトラック8台分の量。料金は90万円。