都内に住む、60代の真由美さん。父親が亡くなった際に相続を放棄。真由美さんは「父と母が離婚していて、その段階から全く会っていない状況。負債があろうとプラスの財産があろうと一切かかわりたくなかったので相続は放棄という形を取った」などコメント。相続放棄をした後も父親が使っていたクレジットカード会社から80万円ほどの請求がきたが、支払い義務は発生しなかった。ほっとしたのも束の間、数カ月後思わぬ事態が起きた。相続放棄をしたにもかかわらず区役所から父親が滞納していた住民税の支払い通知が届いた。疑問に思った真由美さんは区役所に電話。真由美さんは図書館で法律や相続に関する本を読み、徹底的に調べた。その結果、相続放棄をしていれば住民税の未払い分も相続しなくても良いことを突き止めた。区役所の担当者へ電話したが、担当者は悪びれることもなくそうですねとだけ答えたという。真由美さんは「わかっているなら電話してこないで。調べさせないで私にって思った。とにかく対応に腹が立った。間違えたことを全く認めていない」などコメント。怒りが収まらなかった真由美さん、区役所に苦情のメールを送った。数日後、区役所から「今後職員教育を徹底いたします」とのメールが送られてきたという。真由美さんは「普通は役所から送られてくるものが間違っているとは思わない。普通に払っている方もいるんだろうなと思って。きちんと知っていないと損をしてしまう」などコメント。