- 出演者
- 鈴木奈穂子 博多大吉(博多華丸・大吉) 博多華丸(博多華丸・大吉) 勝呂恭佑 駒村多恵 六角精児 西尾まり
オープニングトーク。鈴木は、朝ドラについて、ガラッと雰囲気が変わったなどと話した。大吉は、一番の驚きは、きょうのゲストが、キムラ緑子のことを「ドリさん」と呼んでいたことだなどと話した。きょうのゲストの六角精児と西尾まりを紹介した。
最近増えている相続トラブルが、借金や未払金などの負の遺産。亡くなった夫が密かにカードローンで借金をしていた事例もある。トラブルの解決策となる相続放棄の受理件数は年々増えていて、去年は約28万件と過去最多となった。相続放棄は正しく知っておかないと大変なことになる。負の遺産になりやすいのが誰も住んでいない実家。そのまま放置すると、管理不全空き家に指定され、固定資産税が6倍に増える可能性もある。相続トラブルに役立つ知恵を紹介する。
きょうは、相続でトラブルにあった経験談などを募集している。相続トラブルで最近増えているのが相続放棄。相続放棄は、一切の遺産相続の権利と義務を放棄することを指す。書類を揃えて、家庭裁判所に申請する必要があり、期限は、自分が相続人とわかってから3か月以内。亡くなった人のお金で葬儀費用を支払ったり、亡くなった人の携帯料金を支払ったりするなど、遺産を一部でも使ったり処分したりすると、相続する意思があるとみなされ、相続放棄できなくなる。六角精児は、夫の携帯料金を妻が支払っている家庭もあると思うが、夫が亡くなったら切り替えないといけないのかなどとし、西尾まりは、良かれと思ったことが、相続放棄できない事態になるとは思わないなどと話した。
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都内に住む、60代の真由美さん。父親が亡くなった際に相続を放棄。真由美さんは「父と母が離婚していて、その段階から全く会っていない状況。負債があろうとプラスの財産があろうと一切かかわりたくなかったので相続は放棄という形を取った」などコメント。相続放棄をした後も父親が使っていたクレジットカード会社から80万円ほどの請求がきたが、支払い義務は発生しなかった。ほっとしたのも束の間、数カ月後思わぬ事態が起きた。相続放棄をしたにもかかわらず区役所から父親が滞納していた住民税の支払い通知が届いた。疑問に思った真由美さんは区役所に電話。真由美さんは図書館で法律や相続に関する本を読み、徹底的に調べた。その結果、相続放棄をしていれば住民税の未払い分も相続しなくても良いことを突き止めた。区役所の担当者へ電話したが、担当者は悪びれることもなくそうですねとだけ答えたという。真由美さんは「わかっているなら電話してこないで。調べさせないで私にって思った。とにかく対応に腹が立った。間違えたことを全く認めていない」などコメント。怒りが収まらなかった真由美さん、区役所に苦情のメールを送った。数日後、区役所から「今後職員教育を徹底いたします」とのメールが送られてきたという。真由美さんは「普通は役所から送られてくるものが間違っているとは思わない。普通に払っている方もいるんだろうなと思って。きちんと知っていないと損をしてしまう」などコメント。
相続について中里妃沙子さんは「相続したことを知らない債権者さんがいないわけでもないので払ってくださいと送られてくるときもある。相続放棄していても債権者の担当者が代わってしまっていて相続放棄の事実が会社内で共有されていない場合は債権者の会社から間違って送られてくることもありえる。そういう場合には自分は相続放棄の手続きを取っていますという証明書を裁判所が出してくれる。その裁判所からの証明書を債権者にコピーをとって、私は相続放棄していると言って送ればそれで終わる。一方、(VTRで紹介された)真由美さんのようにびっくりされてしまう方も多い。番組見た方は相続放棄しておけば安心なんだとわかっていただけると思う」などコメント。
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50代の真澄さん。今年5月夫が脳梗塞で倒れて亡くなった。持ち家の住宅ローンが残っていたが、その額が1700万円ほど。真澄さんは団体信用生命保険の手続きのために銀行を訪れた。思いもよらない事実を告げられた。夫はさらに他の銀行からも借り入れがあり。借金は合わせて400万円以上にも上ることがわかった。自らの会社の資金繰りや生活費にあてていたという。真澄さん、夫にはほかにも借金があるかもしれないと不安になったという。途方にくれた真澄さんに銀行からは相続放棄の提案が。相続放棄をすれば借金は確かになくなるがしかし、夫が残した自宅も手放すことに。一方、相続放棄をしなければ自宅は残るが夫の借金の返済義務が発生。真澄さんは20年以上も専業主婦だったため収入はゼロ。返す当てはなかった。いま真澄さんは仕事を見つけて夫の借金を少しずつ返しているという。
亡くなった人が残した財産と借金などの負債のどっちが多いかわからないというケースもある。そんな時に有効なのが、相続する・相続放棄に続く第3の選択肢「限定承認」という方法がある。限定承認すると、亡くなった人の借金が財産より多い場合、その財産を超えた分については返済する責任はなくなるという。ただし、限定承認してから相続放棄する場合いくらの借金をしてるかを自分で調査しないといけないという。
実家の空き家をどうするか問題。売れない空家の問題に取り組んでいるNPO法人の上田さんに5年間売却できなかった空き家を案内してもらった。相続した人が電車で片道3時間以上かかる遠方に住んでいるため、片付けが思うように進まなかったという。建物そのものも劣化していた。空き家の期間が長くなると小動物がきて、それを狙ってハクビシンやタヌキが住み着くケースもあり、動物の住処になる原因にもなっている。
相続する家を売却しようと思ってる場合、空き家として放置すると良くないという。ポイントは、空き家にしている期間をなるべく短くしておくことが大事。そのために退却までのスケジュールを立てることが大事だという。その間もきちんと管理しておかないといけないので、月1回は見に行って掃除をするなどしないといけない。遠方で行けない方には、空き家の管理サービスもある。
取材に応じた人物は亡母の相続人は「私と兄」とコメント。兄は「俺が100%相続する。家は長男が継ぐものだろ」と言ったという。相続放棄は強制されない。
遺産の分け方は遺言書がある場合原則として遺言書のとおりに分ける。ない場合は相続人全員で話し合って分ける。不動産の分け方には現物分割・換価分割・代償分割がある。
取材に応じた人物は亡父の遺産を姉が受け取ることに抵抗があった。生前の父から金銭的な支援を受け、父の介護を一切手伝わなかった。
弁護士によると、VTRのケースでは遺産が多くはもらえない。寄与分は亡くなった人に必要不可欠だったや片手間がなくかなりの負担があるなど。
アゼルバイジャンで開かれている気候変動対策を話し合う国連の会議、COP29は18日、閣僚級の会合が始まる。一部の国の代表団などが離脱や不参加を表明し、足並みの乱れも表面化する中、各国が合意できるかが注目される。アルゼンチンのミレイ大統領は米国・トランプ次期大統領と並んで気候変動対策に消極的だと指摘されている。ランスの環境相も自身の閣僚級会合への出席を取りやめると発表した。
G20がブラジルで18日から2日間の日程で開かれ、石破総理大臣や米国・バイデン大統領、中国・習近平国家主席が出席する。貧困や気候変動対策の国際的な課題の解決に向けて立場の違う国々がどのようなメッセージを打ち出すのかが焦点だ。
気象情報を伝えた。
株と為替の値動きを伝えた。
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介護などの貢献をした場合、裁判所に申し立てれば、相続割合が多めに認められるケース「寄与分」がある。「亡くなった人に必要不可欠だった」「片手間ではなくかなりの負担がある」などが判断基準となっている。中里は、要介護2以上の場合、判断基準を満たせば、介護ヘルパーの1日の費用の7割程度は寄与分として認められる可能性が出てくる、判断基準は厳しく、全体としてみると認められることは少ないなどと話した。視聴者からは、書類が郵送でのやり取りになると、期限の3ヶ月はあっという間に経過するため早いうちに相談してほしいなどといった投稿やなどが寄せられた。中里は、相続放棄の期限は、負の遺産があるかどうか調査するための時間だが、3か月で調査しきることは難しく、裁判所に申請すれば期限を伸長できるなどと話した。
ある一家の家族会議。78歳の父親と71歳の母親、両親と一緒に暮らす独身で47歳の長男、結婚して別の家庭を持つ50歳の長女が参加。土地は両親の共有名義で、建物は長男の名義で、1年半前に新築した。司法書士の宮田さんとともに話し合いを行う。ポイントは、親の今後の計画を家族で共有すること。両親は将来、施設への入所を希望していた。仮に2人で施設に入れば、毎月施設費用で40万円の支出になる。もう一つのポイントが保有資産と収支状況を子どもたちにオープンにすること。2人の年金収入は月20万円で、施設に入ると、月20万円を貯金から取り崩す必要がある。母親は老後用の資金として株を持っていた。長女は、弟が両親の面倒を見てくれているから、自分は財産はいらないと考えていた。宮田さんは、両親のどちらが先に亡くなっても、家族が揉めないよう、父親と母親それぞれに遺言書を作成するよう勧めた。母親は、宮田さんにチェックしてもらいながら遺言書を書いた。
遺言書のポイントはすべて自筆で書く・誰に何を相続させたいのか書く・作成した日々署名捺印。