埼玉県に住む15歳〜17歳の女子高校生4人は、ことし7月〜9月、埼玉や東京であった複数の特殊詐欺事件に関わったとして警察に逮捕され、家庭裁判所に送られた。警察によるとこのうち16歳の高校生が、ことし7月SNSを通じて闇バイトに応募し、友人3人も誘って特殊詐欺の「受け子」や「出し子」などを繰り返していたという。この高校生は、SNSで時給の高いアルバイトを探していたところ、“現金を受け取って運ぶ仕事”などと勧誘され闇バイトに応募していた。調べに対し「遊ぶお金が欲しかった。犯罪かどうかは自分なりに調べて大丈夫かと思った」などと供述している。1件当たり数万円の報酬を受け取っていたと見られ、警察は指示役の特定など実態解明を進めている。