世界有数の農業国であるウクライナ。ウクライナ侵攻で農業に関する被害や損失が12兆円余にのぼる。侵攻の影響でウクライナの作付面積は侵攻前より20%減少したといわれる。5年ぶりに都内で開かれた日本ウクライナ経済合同会議には両国の企業や政府関係者など約200人が参加した。ウクライナ第1副首相兼経済相・スビリデンコ氏に単独インタビュー、多くの日本企業の参入に期待を示した。会議に参加した奥山氏の会社ではウクライナに長距離でも水が送ることが可能な高強度なホースなど様々な支援を計画しており、農林水産省の支援事業にも採択されている。しかし日本政府の渡航制限があるためウクライナの現場には行くことができない。そのためウクライナから農業関係者を日本に招くなどして現地のニーズを探っている。