金属労協はことしの春闘の集計結果を公表し、加盟する労組のおよそ半分が要求を提出した現時点で賃上げ要求の平均が月額1万4149円だったことを明らかにした。去年の同じ時期と比べて1757円上回り過去最高となった。企業別では従業員が1000人以上の大企業の要求額が去年に比べ1422円増加したのに対し、299人以下の中小企業では1996円の増加となった。金属労協・金子議長は去年に比べ経営側は「慎重な姿勢」と指摘し、集中回答日まで詰めの交渉を行うとしている。
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