首都圏にある自立援助ホームには様々な理由で家族と暮らせない16~20歳の女性6人が職員の支援を受けながら共同で生活している。自立に向けて施設を出る準備を進めているが、親に頼れないため資金を貯めるためアルバイトに励む人も少なくないという。施設で暮らす子の中には精神的に不安定なケースも多く、都の調査では施設を出て就職した人の半数以上が最初の勤務先を退職し、さらにこの内4割余が1年未満で辞めるなど居場所を失って孤立することも少なくない。ただ施設側も一度退所した子の支援を続けるのは難しいという。こうした中で保護が必要な子どもたちの居場所作りや就労支援の動きもあり、千葉市の会社では社会に出て働くことを身近に感じてもらおうと3年前から就職説明会や職場訪問などを行っているそう。子どもたちが社会に出たあとに長期的に支えていく仕組みが求められている。
