卵価格が高止まりとなっている。東京でたまごMサイズ(1キロあたり)の月平均価格はきのう時点で326円と1年前に比べ約1.6倍。エッグショックと言われていた過去最高値350円に追いつきそうな勢い。原因は、年明けから急拡大した鳥インフルエンザによる殺処分今年1月から計657万羽が殺処分されている。アメリカでは、鳥インフルエンザの影響で供給大幅減。価格が落ち着くのはいつか。日本養鶏協会は、たまごを産める鶏の数が減っていることから「夏頃までは価格は高い水準で推移する」と分析。4月には、4000品目超が値上げ。4000品目を超えるのは1年半ぶり。専門家は「原材料費に加えて人件費の高騰や物流費の上昇分が販売価格に転嫁される動きがタイムラグを伴いつつ進んでいる、値上げは今年前半まで続きそう」としている。食品の値上げに加え、電気代補助打ち切り。東京電力は、平均的な家庭で4月使用分の電気代が前月比309円あがって8904円の見通しとなると発表した。家計負担は前年比およそ8万7000円増の見込み。そんな中、イオンは、きょうからセール開催。食品、日用品、家電、アパレル商品など830品目がお買い得に。他にもアプリでクーポンを配信。小林よしひさは「並んでいるものの減り具合を見ると安いものから減ってってる。消費者としては値段のとにかく安いものをという買い方になってしまっている」などとコメントした。