第3者による精子提供で国内で生まれた子供は1年間で約2000人とされている。プライベートケアクリニック東京は精子バンクで今日開所した。提供者が誰か知ることができる子どもの権利を重視したという。伊藤さんは「ドナーのことを知ることができずにとても苦しんでいる方がたくさんいて私自身はそういう声を聞いて胸を痛めていました」などと話した。日本ではドナーのプライバシー保護を理由に匿名での提供が続いてきた。プライベートケアクリニック東京はその匿名をやめるという。伊藤さんは懸念点としてどれだけの方が非匿名での精子提供に賛同して手をあげてくれるかわからないことだとした。すでにこの精子バンクには予想を上回るドナー提供の問い合わせがあるという。