4年に1回開催される、聴覚障害者の国際スポーツ大会「デフリンピック」が、今年11月に東京で開かれる。デフリンピックの競技の内、デフバドミントンの日本代表に綾川町出身の片山結愛選手が、香川県勢で初めて内定したことが発表された。片山選手は、生まれてすぐに両耳がほとんど聞こえない感音性難聴と診断され、右耳が人工内耳・左耳は補聴器をつけて生活している。現在大学4年生で岡山の大学に通いながら練習を続けている。デフバドミントンは、「音」に頼らないスポーツで試合では両耳の装具を外してプレーする。ことし3月に出場した、日本代表最終選考会では混合ダブルスで優勝し、デフリンピックでもメダル獲得が期待されている。