東日本大震災で被災した宮城県にある女川原発2号機があす13年ぶりに再稼働する。水野倫之解説委員が「震災で女川原発には13メートルの津波が押し寄せた。ただ敷地が福島第一原発より高く、一部機器が水没したものの事故は免れた。そこで東北電力は原発周りに海抜29メートルの防潮堤を建設。電源車も配備して震災に合格、再稼働にこぎつけた。これで再稼働は13基目だが東日本では初めてで政府は電力の安定供給につながるとしている。ただ、正月の能登半島地震を受けて、大地震と原発事故が重なる複合、災害の避難に課題がある。原発を再稼働させるのであれば、住民が安心できるような避難計画が不可欠。