首都直下型地震が発生したとの想定で乗客を安全に避難させる訓練が西武鉄道の車両基地で行われ初めて沿線の自治体職員も参加して災害時の対応を確認した。訓練は多摩東部を震源とする首都直下地震が起きて最大で震度6弱の揺れが観測されたとの想定で行われ社員のほか沿線の17の自治体の防災担当職員も参加した。地震で停車した列車では近くの駅から駆けつけた社員が非常用のはしごを取り付けて乗客役の社員などを列車から降ろしていた。また駅にとどまっている帰宅困難者に非常食や地図などを配ったり、待機場所へ誘導したりする手順を確認していた。