有名絵画をモチーフに再現したユーモアたっぷりな前衛弁当を紹介。美術館で個展を開くほど注目を集めている。身近にあるもので作っている。前衛弁当を手掛けた広告デザイナーのナンシー(松浦美喜)さんは「カッコいい弁当ですね」と言われるのがいちばん好きだと話す。取材した日、モーツァルトの弁当を作った。オブラートに竹炭をつけた細い筆で顔を描きスライスチーズにのせた。髪の毛はポテトサラダと棒状のチーズ。食べるのは夫・仁史さん。仁史さんは今まで1番びっくりしたのは能面弁当だった。ナンシーさんは、お弁当を作り始めた頃は普通のお弁当を作っていた。ソフトテニス強豪校に進学した息子のため、夫婦で学校の近くに暮らし、お肉たっぷりのお弁当で息子を支えた。その後。息子の進学でナンシーさんの心に穴が開いて、夫のお弁当をつくり続けるうえで楽しめる方法を考え、面倒だったものをあえてもっと面倒なことをして創作の力に変えたいと思い前衛弁当にたどり着いた。
