桜が満開を迎えた福島・飯舘村の桜の名所を中継で紹介。7ヘクタールの敷地に20種類以上3000本超の桜が咲く名所を作った飯舘村出身の征男さん、妻のツタ枝さんに話を聞いた。ふるさとに花の名所を作りたいと家族で桜の木を植え続けたが、2004年には長男が交通事故に遭って帰らぬ人となった。その後も植樹を続け、東日本大震災後に桜は3000本を超えた。桜には復興への思いも込められている。飯舘村は13年前に事故を起こした福島第一原発から北西に40キロの場所にあり、一時村の全域で避難指示が出され今も一部地域には帰還困難区域を残したまま。村で生活する人は事故の前と比べ2割に満たない。