2005年3月15日、東京足立区の東武鉄道の竹ノ塚駅近くにあった手動式の踏切で、保安係が誤って遮断器を上げ、2人が電車にはねられて死亡し、2人が大怪我をした事故。あれから19年となった昨日、現場近くでは遺族や東武鉄道の職員などが黙祷し献花を行った。現場の踏切はラッシュ時には1時間に3分しか開かない”開かずの踏切”だったが、その後高架化が進み2年前になくなった 。事故後現場近くに設けられた献花台は今月末、高架工事終了に合わせて撤去される事になっていて、東武鉄道は、事故の経緯や安全への誓いを記す銘板を新たに設置することにしている。