- 出演者
- 南利幸 上村陽子 寺門亜衣子 井上二郎
成田空港の国際線を利用する外国人客は新型コロナの水際対策緩和と円安の影響で、去年1600万人余と過去産番目に多くなった。一方外国人旅行者1人あたりの都道府県別の平均宿泊数は去年7~9月までの実績で、全国平均が10泊を超えているのに対し、千葉県は0.7泊と大きく下回っている。成田空港会社は「空港周辺地域が通過点になっている」として外国人旅行者の呼び込みを促進する新会社を今月設立することとなった。新会社の社名は「プラスナリタラボ」とし、新年度から担当者が周辺の地域を回って、宿泊を伴うツアーの企画や、特産品を使った商品開発や販売などを進めていくことにしている。成田空港会社は「多くの訪日外国人が利用する強みを活かし、空港が地域韓国の起爆剤になるよう取り組む」などとしている。
2005年3月15日、東京足立区の東武鉄道の竹ノ塚駅近くにあった手動式の踏切で、保安係が誤って遮断器を上げ、2人が電車にはねられて死亡し、2人が大怪我をした事故。あれから19年となった昨日、現場近くでは遺族や東武鉄道の職員などが黙祷し献花を行った。現場の踏切はラッシュ時には1時間に3分しか開かない”開かずの踏切”だったが、その後高架化が進み2年前になくなった 。事故後現場近くに設けられた献花台は今月末、高架工事終了に合わせて撤去される事になっていて、東武鉄道は、事故の経緯や安全への誓いを記す銘板を新たに設置することにしている。
台東区にある万年筆の制作会社では完全オーダー製で、筆圧や文字を書く速度に合わせて万年筆の調整を行っている。この工房では、ボディとペン先を組み合わせて出荷していたが、能登半島地震以降、ボディの生産が滞っている。輪島塗の事業所は約400あったが、その殆どで作業再開の目処が立たず、技術をどう繋いでいくかが課題となっている。そこで台東区の工房では輪島市から職人を呼び寄せた。屋上にあった休憩室を作業場に作り変え、先月上旬から必要不可欠な道具を運び込んだ。川口さんは先月19日から東京に移り住み仕事に専念している。塗りでは万年筆のボディに、漆の厚みにムラがでないよう15~20分塗り重ねていく。しかし塗りには課題があり、塗り終えた後に漆が下に垂れてムラができてしまう。輪島にはそれを防ぐ専用の道具があったが、東京にはないため、”回転風呂”と呼ばれるものを川口さんが自作したという。モーターで15分毎に180度回転させることで、漆の厚みを一定に保つことができる。川口さんは乾燥用の木箱も自作した。研ぎの作業ではサンドペーパーで擦ってゴミやホコリを払い凹凸をなくしていく。この「塗る」「乾かす」「研ぐ」の工程を複数回繰り返すという。万年筆メーカーの社長は「輪島と私達は一体。これからも強く支えていく」などと話した。
のらぼう菜は東京・多摩地域で作られている。アブラナ科で3月から4月が収穫時期。江戸東京野菜にも指定されている。生産量が限られていて中々出回らないという。特に生産が盛んなのはあきる野市。JAの組合長・坂本勇さんによると、あきる野市五日市地区が発祥の地になっているという。室町時代創建の子生神社の裏手には、のらぼう菜の碑があった。その育てやすさから江戸時代にのらぼう菜が村を飢餓から救ったのだという。今も30軒の農家がのらぼう菜の種を受け継いで育てているという。おいしさの秘訣は収穫の工夫にある。生産者の田嶋さんは、すべて手作業で食べごろの柔らかい茎だけを収穫しているという。小さな新芽も1週間後には25センチまで伸びるという。花が咲いて栄養がとられてしまう前に収穫するのがポイント。田嶋さんのもう一つのこだわりは土づくり。固くならないよう収穫したそばから耕す。ビタミンCはほうれん草の2倍。βカロテンや食物繊維も豊富だという。地元での定番の食べ方はおひたし。今週、東京・新宿ではのらぼう菜のイベント「のらぼう菜フェア」が開かれた。
「ノラボウ・ナ・ゲット」のレシピ紹介。まずのらぼう菜をざく切りにし、ボウルに鶏肉・のらぼう菜・塩を入れて下味を付ける。その後小麦粉・片栗粉・ごまなどを入れ、揉むように混ぜていく。混ぜ合わさったらのらぼう菜と鶏肉を一口大に成形し、フライパンに油を入れて揚げていく。揚がったら器に盛り付けて完成。
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- のらぼう菜ノラボウ・ナ・ゲット鶏肉
「ノラボウ・クロックムッシュ」のレシピの紹介。まず切ったのらぼう菜をベーコンと一緒にオリーブ油を引いたフライパンで炒め、食パンにホワイトソースを塗っていく。食パンにチーズと炒めたのらぼう菜を乗せ、粉チーズと黒こしょうをふりかけてオーブントースターで焼いて完成。
関東甲信越の気象情報を伝えた。
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