続いて地下の工事現場へ。深さは13め、面積は約700平米。東海道新幹線の真下に作られるため、下から新幹線が入ってくるところを見ることができる。駅のホームは地下約40mにできる計画。地下空間には柱が建っており、東海道新幹線の品川駅と駅ビルを支える基礎杭。この杭が見えたままだと地震の菜などに危険なため鉄板で補強しながら工事を進めている。東海道新幹線は1964年に開業。当時は品川付近を高架橋で走行していたため、元々あった杭が残っている。当時は細いものを何本も使うのが基本で、杭は撤去予定。今後はリニアの駅を囲う構造物そのものが地上の駅を支える柱の役割を果たす。工事現場は東海道新幹線の設備に近く、重要なインフラ設備などを傷つけないよう場所によっては手掘りで進められている。