台風7号があす強い勢力で関東地方を直撃する可能性がある。JR東海が東海道新幹線の東京−名古屋駅間であす金曜日の始発から終日運転を取りやめるなど各地で影響が広がっている。台風7号の進路を伝える。JR東海はあす金曜日に東海道新幹線の東京−名古屋駅間で始発から終日運転を取りやめると発表。またJR東日本も新幹線の他、山手線など関東エリアの在来線などで遅れや運休が発生する可能性があると発表。更に空の便ではあす羽田や成田を発着する多くの便に影響がある見込みで、全日空では280便が欠航、日本航空では191便の欠航を決め合わせて9万人以上に影響があるという。また、NEXCO中日本、東日本によるとあすから中央道や常磐道などの一部区間で通行止めなどの交通規制を行う可能性があるという。2019年には台風15号の影響で在来線を含め鉄道各社で計画運休が相次いだ。通勤通学ラッシュでひたすら電車を待ち続ける人たち。ようやく来た電車に乗り込もうとしても満員のため、なかなか乗れない。混乱は空の便でも。到着ロビーが多くの人々で埋め尽くされた成田空港。乗り入れる路線全てが始発から運転を見合わせ一時、陸の孤島に。この影響で一時およそ1万7000人が空港内にとどまり寝袋などで一夜を過ごす客も現れる事態となった。新宿の高速バスターミナルでは多くの人がバスを待っていた。影響は東京駅でも。きのう大阪から来たこちらの家族はすでに予定を変更していた。交通情報を確認しつつ予定の変更を検討するなどの必要がありそう。